1時間で味わう「東京七変化」 池袋から早稲田までを歩きつくす

ビルの濫立する都心で変化に富んだ散歩ルートを探すのは簡単ではありません。しかし池袋から早稲田にかけてのルートが実は穴場だといいます。まち探訪家の鳴海行人さんが歩きます。


下町的な空気が漂うエリアも近い

 護国寺への石段を登ると敷地内には江戸時代の建築である本堂をはじめ、滋賀県の三井寺から移築した月光殿などさまざまな歴史的建造物があります。そしてお寺の雰囲気の良さもさることながら、ここは猫がよく出てくるスポットとしても知られます。以前私も無性に猫を見に行きたくなった時にこの護国寺を訪れたことがあります。

 護国寺から南側には講談社(文京区音羽)があり、目の前の音羽通りを谷底にして両側が丘陵地になっています。東側の丘を上がるとお茶の水女子大学(文京区大塚)や筑波大学東京キャンパス、跡見学園女子大学などがある文教エリア、西側の丘を上がると高級住宅街のある目白台です。

音羽通りの様子。左手は講談社(画像:(C)Google)

 この目白台へ抜けるルートは護国寺経由のほかにも鬼子母神から回っていく行き方もあります。ジュンク堂のある南池袋一丁目交差点から今度は明治通りを新宿方面に歩いていきます。

 すると下り坂となり途中、左側に古本屋の「往来座」(豊島区南池袋)があります。美術系の本や映画の本が多く、雑貨もあるお店でかなり面白い古本屋です。以前ふらりと歩いている時に見つけたお店なのですが、あまりに立派な品揃えにしばし時間を忘れて本をみていたこともありました。ぜひ立ち寄ってみてください。

 そして往来座からさらに南に歩き、ふたつめの信号から左斜め前方に分かれていく道へ向かいます。この道は鬼子母神西参道となっており、商店街風の街並みを抜けると左手に鬼子母神堂があります。護国寺のような大きなお寺ではないですが、地域の広場のようなほっとできる場所です。

 鬼子母神堂から西参道をそのまま南東に進むと都電荒川線の鬼子母神駅と東京メトロ副都心線の雑司ヶ谷駅があり、踏切を渡ると住宅地の中にある商店街になります。池袋から少し歩いただけでもこのように下町的な空気が味わえるのです。

寄り道しても2~3時間の散歩コース


【地図】今回散歩したエリア。寄り道をしながらでも2~3時間楽しめる

画像ギャラリー

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