新橋SL広場は「待ち合わせの場所」だけじゃない! じっくり歩いてわかるその魅力とは

東京の有名な待ち合わせ場所のひとつ、新橋駅西口のSL広場。もし、待ち合わせの時刻より少し早く到着したのなら、ぐるりと広場を眺めてみるのも楽しいかもしれません。SL以外にも、いろいろ見どころがあるようです。美術ライターの浦島茂世さんが解説します。


豆知識2 SL広場は、SLだけではない

 ちなみに、SL広場にあるのはSLだけではありません。いろいろな彫刻・モニュメントが立ち並んでいるのをご存じでしょうか。

 まずひとつ目は、『乙女と盲導犬像』。もともとは日比谷公園にあったこの銅像は、盲導犬の普及活動のため、もっと目立つ場所へ置こうということで1969(昭和44)年に新橋へ引っ越してきました。SLがやってくる3年も前からこの広場にいる古参、重鎮の銅像なのです。

 この像の設置をきっかけに、日本初の盲導犬パレードや募金活動が行われるようになりました。ちなみに現在、盲導犬の犬種はラブラドール・レトリバーが主流ですが、この像が制作された1960年代はシェパードが主に採用されていました。そのため、この像の盲導犬もシェパードです。シュッと伸びる鼻先がとっても理知的な印象です。

SLのそばに立つ、『乙女と盲導犬像』(画像:浦島茂世)

 続いてふたつめ『愛の像』は、彫刻家・瀬戸団治の作品。かつてSL広場の中央には大きな噴水があって、この像は噴水の中央部分に設置されていていました。噴水は2006(平成18)年に撤去されましたが、この像だけが広場に残ることとなりました。噴水があったころは、酔っぱらったサラリーマンが水の中に落っこちることも少なくなかったそうです。

 そしてもうひとつが、『愛のライオン像』です。東京新橋ライオンズクラブの設立25周年を記念して、1982(昭和57)年に設置されました。ライオンの横にある銀の筒は募金箱になっていて、年に1回集金されて港区の社会福祉協議会を通じて地域福祉の促進に利用されています。港区社会福祉協議会(港区六本木)によると、2018年度の募金額は33万5983円だったとのこと。けっこうな額です。さすが新橋のサラリーマン! 人情を感じます。

豆知識3 冬はゴージャスSLに変身


【画像】人を待つ時間が楽しくなる、新橋駅西口SL広場の意外な一面を写真で見る

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