2020年開業、港区「高輪ゲートウェイ駅」 そもそも「高輪」ってどんな意味?

2020年春に開業予定の高輪ゲートウェイ駅の「高輪」は、古代の街道だったとフリーライターで古道研究家の荻窪圭さんはいいます。そんな高輪を、荻窪さんに歩いてもらいました。


二本榎通りはお寺と消防署に注目

 そのまま二本榎通りを南下して品川駅に向かいましょう。

 二本榎通りは江戸時代に寺町となりました。いろんなお寺が通りの両側に集められたのですね。今でも通りの両側にお寺がいくつも見られます。ひとつひとつの紹介はしませんが、歴史を見てきた古いお寺がいっぱいあるのでのんびり回るのがよいでしょう。

 この通りを歩くときは左右をときどきチェックするのもおすすめ。右を見ても左を見てもちょっと下がっていて、尾根筋を歩いているのだなと実感できます。

 しばらく歩くと、交差点に塔を持つ古くてカッコいい建物が見えてきます。

ひときわ目立つ高輪消防署二本榎出張所。このあたりに二本榎の解説板も用意されています(画像:荻窪圭)




 それは高輪消防署二本榎出張所。この建物、1933(昭和8)年に建てられたドイツ表現主義の建物で、塔は火の見櫓(やぐら)として使われていました。高輪の高台だから消防署を建てるのに向いていたのですね。今でも現役の建物ですが、希望すれば中を見学させてくれます。近代建築に興味のある方はぜひ。

 ちょうどこのあたりが通りの語源となった二本の榎があった場所。江戸時代はその榎が目印になっていたそうです。さらに南下すると高輪三丁目の丁字路に出ます。この交差点から都営浅草線高輪台駅まですぐ。

 あるいはさらに南下し、品川駅へと出るのもよいでしょう。高輪の語源ともいえる二本榎通りを歩くと、高輪って地名がより身近に感じられるかと思います。


【江戸絵図】高輪大木戸と泉岳寺周辺の様子! 赤いのは寺院。寺町だったことがわかる

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