沿線に10年住んでわかった! 中央線の「高円寺」「阿佐ケ谷」「荻窪」を徹底比較、住むならどこ?

中央沿線で人気の街として知られる、高円寺・阿佐ケ谷・荻窪。これら3つの街の違いについて、フリーライターの増山かおりさんが解説します。


実は最もいいとこ取りの阿佐ケ谷

 先ほどお伝えしたような高円寺の雰囲気は、阿佐ケ谷に来るとガラリと変わります。個人営業の店が多い点は一緒なのですが、サブカル度が低くなり、より「日常」を感じさせる店が多いのです。駅前には、洋服や生活用品も買える大型の西友が24時間で営業していますし、高円寺にはないスターバックスやTSUTAYAもあります。また、区役所や大型の郵便局が3駅の中で最も利用しやすい立地も見逃せないポイントです。荻窪のほうが規模が大きいため注目されがちですが、潜在的な利便性は阿佐ケ谷に軍配が上がると言っていいでしょう。

小さな飲み屋や飲食店が所狭しと建ち並ぶ北口の商店街「スターロード」には、今もノスタルジックな風景が残る(画像:増山かおり)




 高円寺との大きな違いは、雑貨屋やライブハウスが少なく、店の多くが食材店や飲食店だということ。高円寺が趣味の街なら、阿佐ケ谷は生活の街と言っていいでしょう。日々の食材の買い出しには困りませんし、生活用品をうっかり切らしたときにも遅くまで西友が空いています。

 また高円寺に比べて、大人が落ち着いて飲める店が多いのも特徴。大人数でワイワイやる飲み会ではなく、日々の仕事帰りに一杯やるのに向いた静かな店が多いのです。演劇関係など文化人が飲んでいることが多いというのもうなずけます。

 高円寺と同様、土日には快速が停まらないのですが、そのせいもあって特に土日に混まないというのもメリット。高円寺は休日に買い物に訪れる人がグッと増え街が騒がしくなりますが、阿佐ケ谷は七夕まつりやジャズストリートなど特別なイベントの時期を除き、年中ほどよく穏やかな雰囲気です。

 その一方で、「阿佐ケ谷Loft A」や「よるのひるね」のようにサブカル関連のイベントを行うスポットや、映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」などがランドマーク的に点在し、日常の中に文化があるという中央線らしさもしっかり味わえます。

 このように、便利かつ温かみがあり、しかも騒がしくなく、そのうえカルチャー要素も備えているというほどよいバランス感から、高円寺よりも肌に合うという声もよく聞かれます。一見捉えどころのない街にも見えますが、実はかなりいいとこ取りの街だといえるのです。

「中央線っぽさ」が苦手なら荻窪


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