自分を貫いた4年間――早稲田が私に残してくれたもの 「女子らしくない」と言われても

学生時代の経験は、その後の人生に大きな影響を与えるものです。ライターの秋山悠紀さんにとって早稲田大学での4年間は、社会の常識とされている「女性らしさ」について考える機会でもあったといいます。


ワセジョが闘っていたものは

 そんな4年間を経て卒業し、社会人として過ごす今、ふと思うことがあります。ワセジョが「絶対にやらない」と頑なに闘っていた相手とは、単なるモテや恋愛のアレコレではなくて、現代女性を縛る呪いだったのではないのか、という思いです。

キャンパスで過ごす大学生のイメージ(画像:写真AC)

「家事育児は妻がやるべき」「女は男より仕事ができない。だから給料が安いのは当たり前」「女なのに気が利かないね」「女なんだからでしゃばるな」「女はバカな方がかわいい」――。こういう考え方は残念ながら、今も日本社会に残っています。ワセジョだった私たちがあのころ必死で突き付けていた「NO」は、男性中心の社会で女性に求められる常識に対してだったのではないかと今思うのです。

 もちろん、どの学校を卒業した女性であっても社会に疑問を感じる人はたくさんいます。そのなかで「ワセジョ」というレッテルを授かった筆者たちは、時に自虐を口にしながら時に大げさ過ぎるほど愚直に社会常識への抵抗を体現していたのでした。

 ワセジョなんて嘆いてみたところで、しょせんは偏差値の高い有名大学です。「ブスでも、モテなくても、変わり者だとしても、私たちは早稲田の学生だ」という驕りが当時なかったとは言えません。そういう早稲田生としての聡(さと)さや小狡(こずる)さを抱えながらもなお、20歳前後の若者が持つ有り余るエネルギーやもがきの中で、筆者たちは一生懸命「女性らしさという常識」と闘っていたのだと思っています。

ちなみに男子も相当、拗らせていた


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