台東区「料理人の聖地」が、かっぱ像であふれかえっている理由

浅草から上野をつなぐ「かっぱ橋本通り」の路上には、なぜかかっぱ像が多く置かれています。いったいなぜでしょうか。フリーライターの下関マグロさんが解説します。


金色のかっぱに遭遇

 浅草側から少し歩くと「かっぱ橋道具街」と交差し、そこを左に行くと「かっぱ河太郎像」がいます。

 かっぱ河太郎像は、かっぱ橋道具街が誕生して90年周年になることを記念して、2003(平成15)年に建てられました。かっぱ橋道具街は浅草通りから言問通りまでの800mに、約170もの料理道具やその関連商品を売る店が並んでいます。最近では外国人観光客も多く見かけます。

2005年12月に撮影したかっぱ橋本通りの浅草側入り口(画像:下関マグロ)

 小説家の高見順が1940(昭和15)年に発表した『如何なる星の下に』という小説にも、かっぱ橋道具街は登場します。

なぜ何体もいるのか?

 さてふたたびかっぱ橋本通りに戻って、上野方面へ歩きます。先ほどは金のかっぱでしたが、こちらにはさまざまなかっぱの像があることに気づきます。

木製の像にペイントを施されたかっぱ像。これの像の名前は「極楽カッパ」。2019年10月撮影(画像:下関マグロ)

 それぞれのお店の前にかっぱがいます。たいていは木造で、その台座部分には名前がつけられています。基本的にそれぞれの商店の前にいます。「極楽カッパ」は瀬戸物屋さんの前にありました。

 多くのかっぱの顔や体は似ていますが、それ以外にもアーティスティックな木彫りのかっぱもいます。それらを見て歩くだけでも楽しいものです。

 あらためて、2019年10月に訪問してみると、かっぱの数が少なくなっていることがわかりました。また、かっぱが移動していることも。以前お肉屋さんの前にかっぱはいませんでしたが、今は2体ありました。緑色の小さなかっぱは2005年に訪問したとき、別の店の前にあり、「蛙かっぱ」という名前がつけられていました。

 それにしてもなぜここにはこんなにかっぱの像があるのでしょうか。あるとき、このプロジェクトにかかわった古老からお話を聞くことができました。

かっぱはインスタ映えする?


【画像】目にも鮮やかキラッキラ! 「かっぱ河太郎」の全身像を見る?

画像ギャラリー

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