ツイッターで話題のハッシュタグ「#育児の三種の神器」 一児のママが真剣に考えてみた
2019年9月22日
ライフツイッター上で先日話題となったハッシュタグ「#育児の三種の神器」。秋山悠紀さんが自身の育児経験をふまえて、ふたつの方向性から三種の神器について考えました。
社会との繋がりを満たしてくれたモノ
最後は、耳にタコができるほどに言われている「体力」です。育児において体力が必要だなと感じるのは、仕事と家事育児の両立でヘトヘトになったとき。少しの余力があれば、「心のゆとり」が生まれることに気付いたからです。心のゆとりは子どもへの対応やパートナーとの関係においても、とても重要になっていると感じます。
そのため妊活を頑張っている人に会うと、筆者は基礎体温の検温や規則正しい食生活以上に、産後確実に必要になる体力作りを勧めるようになりました。

また子どもを育てていると、これまでやっていたことやスムーズな人間関係を維持するのが難しくなることへのストレスが、なによりも大きいという事実に直面します。筆者は産後、仕事や友達と遊びに行くことができない期間が2~3か月続くと、「外の世界との繋がり」が希薄になっていくように感じられて、辛かったことを覚えています。
そのような意味で、外の世界との繋がりを取り戻させてくれるモノは、育児生活を送る上で精神的な命綱とも言える存在でした。そんな命綱のひとつめは「深夜ラジオ」です。
産後は夜泣き対応や頻回授乳で、夜中に起きているのが当たり前。深夜3時、世界中の人が寝静まったときに授乳をしていると、自分だけが社会から断絶されたような感覚に襲われました。そんななか、生放送の深夜ラジオから聴こえてくるお笑い芸人のトークは、大きな心の拠り所となっていました。
ツイッターも同様に心強い存在でした。筆者は妊娠中に匿名の「ママ用」アカウントを作り、自分と出産時期が近い人を100人以上フォロー。フォロワーさんと育児の大変さや愚痴、情報共有などを通して交流を深めるように。「最近夜泣きが続いて寝不足がツライ」というまったく面白くない筆者の呟きに、「いいね」や「私もです!お互い頑張りましょう」とコメントが付くだけで、本当に心が救われました。
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