海外選手と触れ合える? 2020年オリパラ開催で盛り上がる「ホストタウン」事業とは

2020年の開催を控える東京オリンピック・パラリンピック競技大会。その裏でひそかに盛り上がっている事業があります。それは「ホストタウン」。いったいどのようなことをやっているのでしょうか。フリーライターの種藤潤さんが解説します。


日本全国で行われる豊かな交流

 私は2016年当初から、「ホストタウン」の取材を行ってきました。

北海道士別市は、2016年1月に台湾との「ホストタウン」を登録。その後、国立台湾師範大学のウェイトリフティングチームの強化合宿を誘致(画像:種藤潤)




 そのなかの一部を紹介すると、次のことがあります。

●山形県村山市
 ブルガリアの新体操ナショナルチームの世界選手権の事前合宿を受け入れ。日本食の体験、さくらんぼ狩り体験なども実施。

●徳島県
 ドイツの柔道ジュニアチームの強化合宿を受け入れ。地元の梨狩り体験、買い物体験などを行う。高校生をホストタウン特使と任命し、選手との交流の対応を行ってもらっている。カンボジア水泳チームやドイツカヌーチームが合宿に訪れるなど、相手国との絆を深めている。

●山形県鶴岡市
 ワインの産地であるモルドバの市民交流を目的とした「モルドバワインを楽しむ会」を開催。地元野菜を用いた「親子モルドバ料理教室」も開催。さらには、オーガニック農業が盛んなドイツ、モルドバのオーガニック関係者を鶴岡市に招き、「国際オーガニック・ミーティング」を開催。

●北海道士別市
 台湾のウェイトリフティングチームの強化合宿を受け入れ、選手たちにそば打ち体験など日本文化体験を提供、合宿期間中、地元のGAP(Good Agriculture Practice=農業生産工程管理)認証取得食材を提供し、スポーツ栄養の資格を持つ管理栄養士が献立を作成した。

●茨城県笠間市
 エチオピア舞踊とコーヒーセレモニーを披露する「エチオピアフェスティバル」を開催、市民300人がエチオピア文化に親しむ。エチオピアのナショナルチームからジュニア選手を招聘し、茨城県の中学生駅伝大会に参加した。

 特に村山市や徳島県などは、多くのメディアで取り上げられ、地域の活性化のひとつとして「ホストタウン」が注目されるきっかけにもなっています。

 こう見ると、スポーツ選手の事前合宿、強化合宿をきっかけとした交流がありつつも、食や文化交流など、スポーツにとどまらない住民との交流が行われていることに気づくでしょう。

オリパラ以降の交流活動も視野に


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