メニューの半分がベジタリアン・ヴィーガン向け 隠れ家イタリアン「ジェントル」、オードブルワゴンは一皿400円から
2019年8月28日
お出かけ表参道らしい緑豊かなロケーションに2019年7月、レストラン「GENTLE」がオープンしました。1階のイタリアンは、半分がベジタリアンやヴィーガン向けですが、一般の人たちも五感で楽しめる、身体に優しい料理の数々を提供しています。手頃な価格の料理が並べられたオードブルワゴンから前菜を選べるのも特長です。
コスパ最高のオードブル、一皿400〜700円
食事のスタートは前菜から。オードブルワゴンに15種類以上の料理を乗せて運んできます。イタリアでも、ずらりと並ぶオードブルから好きなものをチョイスする店は少なくありません。

オーガニック食材や店内の高級感漂う様子から、高価ではないかと思うところですが、オードブルワゴンに乗った料理は1ポーション400円から700円までとかなりお手頃価格。
しかも、「熟成イノシシ」や「エゾジカ」、「キンメダイ」「ムール貝」など人気グルメがずらり並びます。ヴィーガンの前菜も、根菜類のローストや大豆ミートボールのカポナータ、豆乳マヨネーズを使ったポテトサラダ、ナスとレンコンのあんかけなど、見た目にもおいしそうな野菜料理ばかり。
オードブルは選択をかなり迷い、メインは頼まずにオードブルだけにしようかと思ったほど。選んだ料理はどれもおいしく、特に印象に残ったのが熟成イノシシ。現在ジビエは禁猟期間中のため、獣害駆除用のものを使用しており、脂がさほどのっておらず臭みもあるのではないかと危惧しましたが、まったく臭みがなく脂部分も甘みと旨みをしっかりと堪能できました。
パスタは、せっかくの機会なのでヴィーガン料理を選び、「グルテンフリースパゲティのグリーン野菜のジェノベーゼ」をトライしてみました。斬新な味わいでしたが、麺のコシやアルデンテを思い描いて食べると、やや食感に違和感を覚えるかもしれません。通常のパスタとは別料理と考えて楽しむのも手。もちろん、普通のパスタもあります。
メインも「ヴィーガンビーフの赤ワイン煮込み」を試してみました。大豆で作った「ヴィーガンビーフ」が、柔らかく煮込んだビーフスライスのような味わいで驚きました。ヴィーガンビーフの下に敷かれたマッシュドポテトが赤ワインソースの濃厚さを和らげ、口の中で味わいが完成する、創作性に富んだ一品です。
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