赤羽に飽きたら、次は「十条」? 商店街の惣菜は激安・激ウマ 1個10円のチキンボールに酔え

テレビドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」や乗り入れ路線や商店街の利便性、安い居酒屋などで一躍人気の場所になった北区赤羽。現在ではそんな赤羽を後にして、十条に流れる人が増えていると言います。ルポライターで著作家の昼間たかしさんが解説します。


激安商店街 女子大学生も行列に並ぶ

 全国的に商店街は時代遅れといわれながら、東京23区には活気のある商店街がいくつも存在します。

 その中で多くを占めるのが、大田区の雑色や武蔵新田などのような、大型スーパーを中心とした回遊ルートが成立している商店街です。その一方、アメ横や浅草の仲見世通りのように完全に観光地化し、地元民より来訪者が大半を占める商店街もあります。

 しかし、十条銀座はそのどちらとも違います。大型スーパーは商店街から外れた場所にしかありません。商店街の中にはコンビニすらないのです。

十条銀座の入口の様子(画像:写真AC)

 そんな独特な雰囲気の十条銀座で、安さを売り物にして人々を引き寄せている店舗の多くが個人商店です。十条銀座の中でも数が多く、存在感を放つ総菜店は「安さ爆発」どころではありません。

 なにしろアーケードのあちこちに、「焼き鳥50円」の値札を見ることができるのです。都内の下町は持ち帰りできる焼き鳥をけっこう見かけますが、50円というのは、そうそうありません。

 コロッケにいたっては、もっと安くて30円という値札も当たり前。初めて訪れた人はビックリするでしょう。夕方になると、そんな激安総菜店に長蛇の列ができるのが十条の日常です。近所の人とおぼしきオジサンやオバサンに混じって、若い女子たちの姿も。

 聞けば近隣の大学生にとって、下校時間の「買い食いスポット」になっているというではありませんか。その行列の先を見れば「つくね20円」。十条銀座の名物として知名度を挙げているチキンボールに至っては、「10円」の値札がついています。このチキンボール、小学生はおやつ代わりに「ひとつください」といってるし、親子連れは「30個ください」という具合です。一度食べてみればわかりますが、「このチキンボールのためだけに、十条近辺に住んでもよいかも」と思える隠れた絶品グルメなので、十条観光のときには欠かせません。

 また、別の店では「おにぎり100円~」という値札も。こんな店ばかりが軒を連ねているのですから、コンビニまったく出店することができないのも納得です。

昭和テイストを放ちつつも、店舗が流動的


【写真】懐かしい、そしてなぜか落ち着く……都内にある路地裏の風景(11枚)

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