夏休み終盤に限って、親は子どもの「観察魔」なるべき理由

夏休みももうすぐ終わり。そんなときこそ、親は子どもの様子をしっかり観察する必要があると、これまで教育問題に幅広く携わってきた、元塾講師でライターの中山まち子さんは話します。いったいなぜでしょうか。


「なんで行きたくないの」と子どもを問い詰めない

 子どもが学校に行きたがらないと、大半の親は「どうして行きたくないの?」と理由を聞きたがります。イジメだけが原因ではありません。学力不振や対人関係の疲れなど、複合的な要素が積み重なっているケースもあります。

悩んでいる子どものイメージ(画像:写真AC)

 そのような要素を親が強引に解決しようとしても、本当の解決とは言えません。親が子どもに対してすぐに答えを求めてしまうと、心を閉ざしてしまう恐れがあります。

 理由を聞きたくなるのはわかりますが、まずは子どもが抱えている不安や悩みを聞くようにしましょう。声に耳を傾けるだけでよいのです。否定の言葉や人生訓を説くのはかえって逆効果ですので控えましょう。「親は自分の味方」であることを言動で示すのです。

「うちの子に限って」という思い込みを捨てる

 親と言えども、子どもの本心を見抜くのは簡単ではありません。近すぎるからこそ見えないこともあります。「ここまで追い詰められていたなんて」と、後から事実を知ることだけは避けなければいけません。

 普段と様子が違うと感じたら、声がけはもちろんのこと、心療内科やスクールカウンセラーといった第三者に頼りましょう。子どもは成長すればするほど、自分の気持ちを親にストレートに伝えることに抵抗感を覚えます。まずは専門家に診てもらい、抱えている不安を吐露できる機会を作ってあげてください。

「子どもはそのうち、本当の気持ちを打ち明けるだろう」と様子を見ていると、状況は悪化します。子どもは「親は結局、自分を学校に行かせようとしている」と思ってしまうので、決して胸の内を見せようとしなくなります。あらゆる事態を想定し、身内で話を済ませようとせず、外部の人に頼ることを考えてください。

「学校がすべてではない」と親が態度で示す


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