答えのない「閉塞感」に覆われた世界で、われわれはどうしていけばよいのだろうか

日本に漂うこの「閉塞感」に対して、われわれはどう向き合えばよいのでしょうか。イベントプロデューサーのテリー植田さんが持論を展開します。


会社員としての働き方に違和感

 閉塞感だらけといえば、東京2020オリンピックです。昔と比べて、オリンピックへの期待感や興奮は格段に下がりました。ゼネコンや広告代理店の利権の巣窟ですし、アスリートたちが汚染されている海で泳ぐことも、まったくもって意味不明です。

 2019年にこれだけの猛暑で亡くなっている人もいるというのに、夏にオリンピックをすること自体、理解に苦しみます。これもまた伝統と権威への違和感といえます。

新国立競技場の様子(画像:写真AC)

 閉塞感の話に戻りましょう。私がフリーランスになって、2019年で12年が経ちます。2007年に37歳で会社員を辞めて独立しました。フリーランスになったのは、フジファブリックの「若者のすべて」がリリースされた年です。今思い返してみると37歳の私は、無意識のうちに会社員としての働き方に違和感を持ち始め、会社から脱出したのではないかと思っています。

ホーチミンに1週間滞在することに

 フリーランスになって一番良かったのは、満員電車に朝乗らなくなったのと、上司も部下もいないことです。私が何度か転職した理由は、上司のやり方が合わなかったから。フリーランスで大切なのは、クライアントとのやり方に合わせながら仕事を成功させること。精神的なストレスと体力的な苦痛から解放されたのが良かったです。

 この数年東京への違和感を抱き、働き方を意識的に変えてきました。具体的には「1年のうち3か月は東京にいない」としたことです。またその3か月の中で、ベトナムのホーチミンに1週間ほど滞在することにしました。

ホーチミンの様子(画像:写真AC)

 なぜホーチミンかというと、世界中で今一番勢いがある都市だからです。あらゆるカルチャーの種が咲き始めており、ネット環境も問題なく、日本との時差が2時間と働きやすいのです。ベトナムは季節が通年夏なので、すこぶる体調も良い。ホーチミンのことは、また別の記事で書けたらと思います。

「未来のリハーサル」は始まっている


【写真】「働く」を楽しむコミュニティ型プラットフォーム「フリーランスビレッジ」開始

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