「泣き止ませる」という発想を捨てれば、ママはギャン泣きの苦痛から解放される

子どもが金切り声で激しく泣く、いわゆる「ギャン泣き」の上手な対応方法について、自身も子育て中のライター・秋山悠紀さんが解説します。


効果的なアテレコ遊び

 一方、「オムツを替え、授乳もして抱っこをしたのに泣き止まない」という状況も少なくありません。夕方に起こる「黄昏泣き」はそのひとつ。原因は解明されていませんが一日の疲れが出たり、脳が刺激や情報を処理し切れなかったりなどさまざまな理由から、夕方にいきなり火がついたように泣き出してしまうというものです。

子どもが「ギャン泣き」しているイメージ(画像:写真AC)

 筆者の子どもも4か月の頃、毎日17時になると大暴れしながらギャン泣きしていました。お散歩に出て落ち着くのは一瞬で、家に戻れば元通り。あまりにも毎日夕方に泣かれイライラしていた筆者は、次第に「思いっきり泣きたいときもあるよな。よし、もう泣きなさい」と諦め、自分と子どもを諭すようになりました。これが筆者にとっては効果的だったのです。

 子どもが泣いていると、親としてはどうしても「早く泣き止ませたい」「泣いている理由を見つけなければ」と思いがちです。しかし、大人だってわけもなく泣きたい夜があるように、子どもにだってわけもなく泣きたい夕方があるはず。そんな風にギャン泣きを肯定してみると、イライラがスーッと消えていく感じを覚えました。

 すると、ギャン泣きしているわが子を見て「消費税10%に上がるの、嫌だ嫌だ~」「本当に世の中の文字は小さすぎて読めない!」などと、アテレコして遊ぶ余裕まで出てくるように。このアテレコ遊びは、何をしても泣き止まないときやギャン泣きにイライラしてどうしようもないときにぜひ試してほしいです。切羽詰まっている精神状態が、少し穏やかになるかもしれません。

 一方で、個人差にもよりますが早い子では1歳半くらいから「イヤイヤ期」が始まり、大人の言うことを聞かずに泣き叫んだり、大声で暴れたりといった言動も出てきます。たとえば、ベビーカーに座ってくれない、スーパーで暴れる、物を投げるなど、親としてはイライラを抑えるのに必死です。

 こういう場合、怒りまかせに怒鳴ったり、「もう知らない」と放置したりすると、余計にギャン泣きがひどくなります。子どもの個人差にもよりますが、まずは自分の気持ちを落ち着かせ、子どもの「泣く理由」を表現する手助けをしてあげたいものです。

ギャン泣きは「肯定と意識のスイッチング」


【データで知る】約4割のママが育児疲れを経験! 原因は「自分の時間が確保できない」 子どもがいる人生でよかったと思う瞬間に関する意識調査

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/08/190813_gyan_03-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画