250万人の乙女を揺さぶる「特別展 りぼん」開催 「復刻ふろく」も物販に登場!

  • おでかけ
250万人の乙女を揺さぶる「特別展 りぼん」開催 「復刻ふろく」も物販に登場!

\ この記事を書いた人 /

アーバンライフメトロ編集部のプロフィール画像

アーバンライフメトロ編集部

編集部

ライターページへ

「特別展 りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号」が新宿髙島屋で開催されます。一部を除き撮影OKの会場には、1990年前半の人気を支えていた11作家の名作の原画やふろくが勢揃い。さらに「復刻版ふろく」などの物販もあります。

1994年の本誌を彩っていた、11作家の作品が集合

 1955(昭和30)年に創刊して以来、乙女のバイブルでありつづけてきた、集英社の少女マンガ雑誌『りぼん』。

「特別展 りぼん」公式ビジュアル



 1993(平成5)年度には、最高発行部数255万部を記録。当時、クラスの過半数が『りぼん』を愛読していたといっても過言ではないかもしれません。それほど、数多くの少女がマンガ雑誌に魅了され、そこから恋や友情を学び、未来に思いを馳せていました。

 そんな『りぼん』の1994(平成5)年頃の人気を支えていた11作家の紹介や原画などが並ぶ「特別展 りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号」が新宿高島屋の11階特設会場で開催されます。

 会期は2019年7月18日(木)から28日(日)まで。エントランスには、最高部数号の表紙や懐かしいりぼん本誌、コミックスがずらり。連載当時の貴重な約120点の原画、約150点のふろくが集合するほか、オリジナルグッズも多数販売されます。

 オリジナルグッズのなかには、「復刻ふろく」のラインナップも。1980年代、90年代を代表する連載陣のノートが、数十年の時を経て蘇ります。そのほか、世界のお茶専門店「ルピシア」が『りぼん』をイメージしてつくったという、オリジナルのブレンドティーや、『ちびまる子ちゃん』が描かれた九谷焼も登場します。

 なお、展示予定の11作家および作品は以下のとおり(五十音順)。

●彩花みん『赤ずきんチャチャ』
●池野 恋『ときめきトゥナイト』
●一条ゆかり『有閑倶楽部』
●岡田あ~みん『ルナティック雑技団』
●小花美穂『こどものおもちゃ』
●さくらももこ『ちびまる子ちゃん』
●椎名あゆみ『ベイビィ★LOVE』『あなたとスキャンダル』
●柊 あおい『星の瞳のシルエット』『耳をすませば』『銀色のハーモニー』
●水沢めぐみ『姫ちゃんのリボン』
●矢沢あい『天使なんかじゃない』『ご近所物語』
●吉住渉『ママレード・ボーイ』『ハンサムな彼女』

 錚々たる顔ぶれです。

吉住 渉先生の作画風景の映像も「本邦初公開」

 なお、同展の会場は一部を除いて撮影が可能です。尻尾を触ることが可能な「ふあふあリーヤ」(『赤ずきんチャチャ』)の立体と一緒に写真撮影もできるとのこと。

『赤ずきんチャチャ』のリーヤを忠実に再現した「ふあふあリーヤ」(C)彩花みん/集英社



 さらに、『ママレード・ボーイ』や『ハンサムな彼女』の作者、吉住 渉先生が、同展のために描きおろした原画の作画風景の映像が公開されます。細やかで丁寧な筆致が特徴的な吉住先生の作画風景は、今回が「本邦初公開」とのこと。さらに、『有閑倶楽部』の作者、一条ゆかり先生のインタビュー映像や、出展作品のダイジェスト映像が放映されるといいます。

 加えて、入場券にも楽しい工夫が。新宿高島屋で販売される当日券は「しおり」付き(非売品/なくなり次第終了)になっており、日毎、異なるデザインが配布されます。また、セブンチケット(セブンイレブンで購入可能なチケット)限定で、10種類から選べる表紙風デザインのL判プリント付き入場券も購入可能。さらに、前売券やプレイガイド発券の当日券を購入の場合には「公式ビジュアルしおり」(非売品/なくなり次第終了/1種類)が贈呈されます。

 細部まで、250万乙女をくすぐる要素が盛りだくさんの同展。新宿高島屋で開催後は、京都髙島屋、ながの東急百貨店、佐賀県立美術館を巡回予定としています。

●特別展 りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号
・開催期間:2019年7月18日(木)~28日(日)
・会場:新宿高島屋11階 特設会場(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2)
・入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)
※金、土曜日は20:00まで(20:30閉場)、最終日は17:30まで(18:00閉場)

関連記事