東京駅のすぐそば。アイス作り体験も楽しめる「大手町牧場」は、酪農の未来を示す場所

2018年10月9日

お出かけ
ULM編集部

高層ビルが立ち並ぶ東京・大手町。そのビル郡の一角で牛やヤギなどを育てている「牧場」があり、動物たちとの触れ合いや食育講座などのプログラムを行っています。そこには、未来に向けて日本の酪農を元気にしていこうという思いがありました。


日本の酪農の「担い手」を育てたい

 それにしても、この「大手町牧場」、「なんでわざわざ都会のオフィスビルの中に?」という疑問がわいてきますが、明確な理由があるといいます。

 それは、「酪農の担い手」を育成するため。

 日本の酪農は近年、後継者不足による担い手の確保が大きな課題になっているといわれています。牧場を訪れた人が動物と触れ合い、酪農を身近に感じてもらうことで酪農の「担い手」を育成し、そうした人材を地方に流動化する仕組みをつくることで、地域を活性化していこうというのです。

「都心の大手町に開設することで、これまで酪農に触れる機会の少なかった都市部の方々にも、酪農への理解を深めていただきたいと思っています」(藤本さん)

 ただ、酪農に興味を持った人が実際に就農へと動き出すには、経営の知識や酪農の経験、ライフプランなどの見通しも必要になります。

2018年3月17日に開催された、「酪農リクルーティングフェア」の求人情報ブース(画像:パソナグループ)

 そこで「大手町牧場」では、酪農を始めたい人や酪農経営に携わりたい人などを対象に、酪農や就農、経営を学ぶ講座も開催しています。2018年3月には、酪農業界への転職イベント「酪農リクルーティングフェア」を開催し、参加者が全国の酪農家や農業法人と面談できる求人情報ブースを設置。酪農に関するセミナーなども行いました。

 この「酪農リクルーティングフェア」は2018年秋にも開催を予定。今後は、就業体験(インターンシップ)を通じて、実際に酪農の現場で働く機会も提供していくそうです。

牧場内の動物の飼育には、動物飼育の人材を養成する「東京動物専門学校」や、全国の動物園に動物を納めている「川原鳥獣貿易」などが協力している(画像:パソナグループ)

 都会の中心から日本の酪農を元気にしていくことを目指す「大手町牧場」は、誰でも気軽に動物たちと触れ合えて、子供も大人も楽しめる場所です。牧場見学と食育講座、セミナーのそれぞれについて事前申込が必要ですので、公式サイトで開催日を確認して予約すると良いでしょう。

●大手町牧場
・住所:東京都千代田区大手町2-6-2 JOB HUB SQUARE 13階
・交通アクセス:東西線「大手町駅」B8a出口直結、JR東京駅「日本橋口」から徒歩約1分
・開館時間:平日12:00〜18:00、土曜日12:00〜17:00
・休館日:日曜、祝日
・入場料:無料
※見学、講座いずれも、開催の2営業日前までに公式サイトから事前申込が必要。
※入館の際には、ビル1階の受付で人数分の来館証をもらう必要があります。


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