東京はなぜ「怪談」イベントが盛んなのか? トークライブからツアーまで、その最前線に迫る

根強い人気を誇る「怪談」。近年では、怪談ライブやツアーも数多く開催されています。怪談が娯楽コンテンツとして注目を集め続ける背景には、どのような理由があるのでしょうか。レジャー市場の調査分析を行う文殊リサーチワークスの中村圭さんが解説します。


都内で続々開催される怪談ライブ

 怪談ライブはライブハウスなどで怪談師が怪談を語る単発のトークライブ形式が一般的なものです。

都内では多彩な怪談イベントが開催されている。写真はイメージ(画像:写真AC)

 語り部である怪談師は芸能人や実話怪談などの怪談作家、プロの怪談ユニット、怪談ラジオのDJや怪談サークルのメンバーの他、落語家や講談師が務めることもあります。人気のある怪談師のライブはチケットが早々に完売するほどの人気です。

 その先駆的な存在で怪談ライブの人気の火付け役となったのが稲川淳二氏の「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」です。同ツアーは2019年で27年連続の開催となり、7月~10月の4か月間、首都圏を中心に北海道から沖縄までほぼ全国をツアーします(料金前売り5500円、当日6000円)。

 話す怪談は怖い話から感動できる話、笑える話と多種多様で、独特な語り口のファンも少なくありません。都内ではなかのZERO大ホール(8月10、11日)、メルパルクホール東京(9月28、29日)などで開催予定です。

 また、『新耳袋』の著者のひとりである中山市朗氏は「中山市朗 Dark night 東京」(7月13日、新宿劇場パティオス、料金前売り4000円、当日4500円)などのライブを都内で開催します。

 老舗怪談メールマガジン「逢魔が刻物語」を主催し、怪談本や怪談番組などマルチに活躍している雲谷斎氏は「TOKYO闇語りスペシャル」(6月15日、Naked Loft、料金前売り2500円、当日3000円)を開催しました。

 また人気怪談ユニット怪談社も「実話語り 怪談師の夜 月」(7月14日、浅草東洋館、料金前売り3000円、当日3500円 ※前売り段階で当日分も完売)などのライブを開催予定。こちらは女性人気が高いことが特徴です。

 ネットラジオやYouTubeなど自己表現しやすい環境の中、一般個人で怪談を発表している人も多く存在しています。そこからプロの怪談作家や怪談師になる人も出てきて、複数人で100人規模の怪談オフ会を開催することもあります。

怪談を活用したツアーも


【図で分かる】怪談コンテンツが拡大していく仕組み

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2019/06/190624_kaidan_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/06/190624_kaidan_01_-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/06/190624_kaidan_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/06/190624_kaidan_03-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画