男性1位は「昔ながらのカレー」! 外食カレー調査、女性の1位は? 人気店もご紹介

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男性1位は「昔ながらのカレー」! 外食カレー調査、女性の1位は? 人気店もご紹介

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ホットペッパーグルメ外食総研が行った「外食で食べてみたいカレー」に関する調査で、男性の1位は「昔ながらのカレー」、女性の1位は「スパイスカレー」でした。

カレーはスパイス重視傾向

 リクルートライフスタイル(千代田区丸の内)の調査機関・ホットペッパーグルメ外食総研が全国20歳~59歳の男女を対象に行った「外食で食べてみたいカレー」に関するインターネット調査で、男性の1位は「昔ながらのカレー」、女性の1位は「スパイスカレー」となったことが分かりました。

みんな大好きカレーライス!(画像:写真AC)



 ホットペッパーグルメ外食総研が毎月外食のプロを集め、そのトレンドを発表する「トレンド座談会」の一環。調査時期は2019年5月7日(火)から2019年5月8日(水)まで、有効回答数は1032件です。

 ここでいう「昔ながらのカレー」とは、喫茶店やチェーン店で馴染みのあるスタンダードな「日本のカレー」のこと。それに対して「スパイスカレー」は、小麦粉やルーを使わずにスパイス本来の香りが楽しめるカレーです。

 別の質問事項「並んでも食べたいカレーの要素」で「スパイスが効いている」が1位となったことから、近年の女性は材料であるスパイスにこだわる傾向が見られたといいます。

 同総研上席研究員の有木真理さんは、今回の結果を受けて

「日本のカレーの歴史は、戦後の“ぽってり濃厚”な北インド風カレーに始まり、1980年代には欧風カレー、1990年代にはタイカレー、2000年にはシャバシャバで辛みの強い南インド系のカレーとバリエーションを増やしてきました。

 最近はスパイスにこだわった『スパイスカレー』が人気で、その中でも、ココナッツのマイルドさとトッピングを混ぜて味を変化させることが特徴的な『スリランカカレー』に注目です。また日本の出汁(だし)文化を生かした『出汁カレー』にも可能性を感じます。今後もカレーの進化は止まらないでしょう」

とのコメントを寄せています。

都内のおすすめ「スパイスカレー」3店舗は?

 ホットペッパーグルメ外食総研がおすすめする注目の都内の「スパイスカレー」店は、次のとおりです。

●yum-yum kade(文京区向丘)
 2019年5月にオープンした、スリランカ料理を中心にインド料理、スパイス料理を提供するレストラン。メインは肉、魚、野菜から選び、4種類の副菜がつきます。メインの追加も可能。食材によってワンプレート1100円から1300円まで。カレーマニアも納得の後味がすっきりしたスリランカカレーが楽しめます。店内ではイベントや料理教室も開催。

●カレーカフェ カゼ(渋谷区恵比寿南)
「日本特有の四季の移ろいを食を通して楽しんでもらいたい」という想いからスタートしたお店で、店主こだわりのスパイスカレーが売り。日本独自の進化を遂げたスパイスカレーの代表例となっています。「ポーク・ヴィンダルー」(880円)と「サグチキンカレー」(930円)が看板メニューで、この2種類のカレーをベースに春夏秋冬を味わえる季節限定メニューも用意しています。

●スパイスカレー&カフェ セント(新宿区西早稲田)
 ミシュランガイドにも掲載された人気ラーメン店「らぁ麺やまぐち」(新宿区西早稲田)の山口オーナーが手がけた、スパイスカレーがメインのカフェ。山口さんはラーメンづくりに取り組む前から、スパイスカレーを約20年間、趣味で作り続けてきたカレー通です。スパイス香る2種のカレーと華やかな香りでカレーに合うコーヒーもあります。

※ ※ ※

 梅雨が明ければ、夏はすぐそこ。2019年はお気に入りのカレーで夏を乗り切りませんか?

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