やみくもな「習い事」は逆効果! 本当に子どもを伸ばしたいなら知るべき「4つのポイント」とは

子どもの習い事はどのように選び、辞め時はどのように見極めるべきなのでしょうか。元塾講師で、子どもの教育問題に幅広く携わってきたライターの中山まち子さんが、習い事を決める際に意識すべき4つのポイントを紹介します。


2.種類と回数は子どもの負担のない範囲にする

 子どもの習い事の数は多種多様で、あれもこれもさせたいと思う親も多いです。しかし、子どもの負担を考えて、種類や回数を決めておくようにしましょう。

 習い事をこなすには体力が必要です。最初から週4~5日で習い事に通っていると、知らず知らずのうちに疲れがたまっていきます。習い事を始めるなら、まずはひとつ、ふたつからと決めておくようにしましょう。

習い事の増やし過ぎは子どもの負担になることも(画像:写真AC)

 例えば、最初はスイミングとピアノという定番の2種類に絞り、体力がついてきたらプログラミング教室にも行く、というようにフレキシブルに対応できるように段階を踏んでひとつ増やすようにするのが理想的です。

 学年が上がると、進学塾へシフトチェンジすることもあるので、成長に合わせて変化することを念頭におき、始めは習い事の数は最大ふたつにしておくようにしましょう。

3.習い事の前後の様子からやる気を見極める

 子どもの意欲がわく習い事は、前日から楽しみにしていたり率先して準備をしたりするなど分かりやすいものです。当日の帰りも、今日のレッスンの内容を自分から話してくるのは、子どものやる気がある証拠といえます。

 その反対に、何かと理由をつけて休もうとしたり、習い事に関して何も言わなかったりするのは、本人のやる気があまりない可能性があります。

 親が子どもの好き嫌いを考えずに一方的に習い事を始めると、こういった状況を生み出してしまう恐れもあります。また、最初は子どもも喜んで通っていたけれど、担当の先生が変わったり内容が難しくなったりして、やる気が失せるケースもあります。

 変化によってやる気が出にくくなるのは、大人でも起きることなので、習い事の先生や子どもとじっくり話し合いをすることが大切です。話し合いをする場合は、以下の3つのポイントをテーマにしましょう。

・担当の先生と相性が悪い場合、先生に相談の上、変えられるなら変えてもらう
・もっと上達したい気持ちがあるかどうか子どもと話し合う
・とりあえず2か月継続させてみて、モチベーション復活の有無をみる

 やる気が一時的に減退していることもあるので、2か月程度は様子をみていきましょう。

4.習い事を辞めるタイミングは親が独断で決めない

 習い事はただ習わせるのではなく、子どもの様子をチェックしていくことが大切です。

 一番やってはいけないのは、子ども本人が楽しく通っている習い事を無理に辞めさせることです。もし親から見てセンスがないとしても、彼らにとって、レッスンに通うこと自体がリフレッシュになっていたり、気の合う友達がいるなど欠かすことのできない習い事になっているかもしれないのです。心のオアシスになっている場合もあるので、親の独断で辞めることだけは避けてください。

 子ども本人が興味があり、生き生きと通える習い事を選ぶようにしましょう。


「子どもの習い事」に熱心な都道府県トップ5

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