「お金持ちの子どもは頭がいい」は間違い! 元塾講師が教える、勉強好きな子どもが持つ「ふたつの共通点」

学力が伸びる子どもと伸びにくい子どもには、どのような違いがあるのでしょうか。また、子どもの思考力を育てるために親ができることとは。元塾講師で3児の母でもあるライターの中山まち子さんが、経験をもとに提言します。


伸びる子がさらに伸びる理由

 仕事を通じて分かったことですが、B君のように勉強に前向きになる子どもにはふたつの共通点があったのです。

勉強に前向きな子は、好奇心旺盛で忍耐力がある(画像:Pixabay)

共通点1:好奇心旺盛

 好奇心旺盛な子は、新しい問題に出合うと目を輝かせて取り組みます。知識を吸収しようという姿勢が、結果としてさらなる成績向上へとつながるのです。

 子どもの好奇心を育てるには、親がアレコレ指図しないようにしましょう。「これだけやれば良い」と言われて育つと、計算問題は解けても、あらゆる知識をフル活用するような文章題ではつまずきます。

 2020年度から本格的にスタートする新しい教育改革では、今まで以上に思考力を求められます。幼児期から、親がレールを敷かず寄り道しながら、さまざまな知識や体験を重ねていくことが大切です。

共通点2:忍耐力がある

 難しい問題を前にし、すぐにさじを投げる子で、成績を伸ばした子はいませんでした。「分からないから教えてもらう」では、本当の学力は育ちません。

 冒頭で述べた、東京都の調査結果からも、抽象的な問題が解けるようになるには、じっくりと考えることが求められます。パッと見てパッと答える問題ばかりやっていたりすると、なかなか忍耐力はつきません。

 子どもの忍耐力の有無は、その後の人生にも大きく影響します。忍耐力をつけさせたいと考えているなら、子どもに一方的に押し付けないようにしましょう。「一緒に登山しよう」「今日は(マイカー利用を控える)ノーカーデーにして歩こう」と、親も一緒に忍耐を伴う行動をしていくと、少しずつ変わっていくはずです。

口出ししないことも大切

 親は子どもの行動に、つい口出ししてしまいます。しかし、親がアレコレ言うと好奇心の目を摘んだり、子どもが楽な方へ逃げたりするようになります。親から温かく見守られると、子どもはやる気が出て張り切ります。

 上辺だけの結果を求めていると、子どもの成績は伸びません。結果はすぐに出なくても、地道に子どもの好奇心と忍耐力を育てていくことが大切です。


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