一足先にお祭り気分？ ヒルトン東京ベイの「夏ビュッフェ」、記者が体験してみた

　夏祭りのウキウキ感を、涼しい部屋の中で楽しめる――。そんな、サマービュッフェ「ナツマツリ」が、2019年6月1日（土）～9月1日（日）の土日祝日、東京湾に面した「ヒルトン東京ベイ」（千葉県浦安市）ロビー階の「lounge O（ラウンジ・オー）」開催されます。

　同ビュッフェの魅力は、隅々まで徹底してつくりこまれた「夏祭り」らしさ。風鈴やうちわをはじめ、パステルカラーの提灯、屋台のミニチュアなど、ポップでガーリーな空間演出が、食べる前からウキウキ感を駆り立ててくれます。

　スイーツの総計は約25種類。ヨーヨーやスーパーボールをあしらったスイーツをはじめ、かき氷のようなパンナコッタ、スイカや金魚すくいをイメージしたゼリーなどが並びます。

　全体的に遊び心満載なのですが、特に目を見張るのが、たこ焼きや焼きそばに「そっくり」なスイーツ。軽食コーナーには、「本物」のたこ焼きや焼きそばが置かれているため、両者を同じお皿にのせ、見比べて楽しむことも可能です。

　そのほか、軽食のラインナップは約15種類と多め。夏祭りの屋台を彷彿とさせる、じゃがバター、焼き鳥、アメリカンドックが並ぶほか、サンドウィッチやお寿司、サラダ類も充実しています。

　同ホテルの広報担当によると、メニューの選定には、約1か月の期間を要し、数回の社内コンペを実施。そこで得た意見を元にシェフたちが試行錯誤し、ブラッシュアップを行なっているそうです。

　そんな同ビュッフェのメニューを、ひと足早く実食してきました。うち、6種類をピックアップして紹介したいと思います。

●たこ焼き？！ アップルパイ

「たこ焼きの形をしたアップルパイが置かれている」と事前に聞いてはいたのですが、それでも、肉眼で見た際、その瓜二つぶりに驚きました。そのそっくりさは、社内でも評判だったといいます。シェフによると、青のりは「スポンジをふるいで細かくし、抹茶をまぶして作っています」とのことで、その芸の細やかさにも唸ります。

　目に写っているのはたこ焼きなのに、バターやシナモンの甘い香りが漂ってくることも愉快です。味は、煮りんごの味わいがさっぱりと心地よい、正統派アップルパイでした。

●焼きそば？！ タルト

　焼きそばを模した、チョコレートクリームはしっかりと甘く、アーモンド風味のタルトはずっしり。見た目に似合わず（？）、隅々までスイートです。

●お好み焼き？！ ミルクレープ

　こちらも、たこ焼き同様にしっかりと「青のり」が散らされています。甘いミルクレープと、カラメルソースの苦味がかけ合わさり、後味はさっぱりめ。マヨネーズを模したホワイトチョコレートがパリパリしており、見た目と食感のアンマッチもまた、面白いと感じました。

●スーパーボールゼリーすくい
　赤はいちご味。緑はメロン味。黄色はレモン味。スーパーボールそっくりな、まん丸とした可愛らしいゼリーは、ビュッフェ台に置かれている際も、取り分けた際も、きらきらと光を放っているかのよう。添えられたナタデココが、食感に絶妙なアクセントを添えていました。

●ヨーヨー・ヨーグルト・ムース

　ビュッフェ台に並ぶ、ヨーヨー模様のムースは、ピンク、黄緑、黄色のパステルカラー3色。そのコロッとした可愛らしさに、撮影欲を駆り立てられてしまいました。味は、酸味しっかり、甘さ控えめなヨーグルト味。夏によく合う、さわやかな口当たりの一品です。

●ホテルのじゃがバター 特製明太バター、アンチョビバター

　大きなせいろにぎっしりと盛られたホクホクの蒸しじゃがいも。その脇に、3種類のバターが添えられています。バターはどれも、「さすがホテルのバター！」と唸りたくなる、きめ細やかでコクのある味わい。「ラグジュアリーなじゃがバタ」といった印象です。

　夏祭りの高揚感を、ポップな可愛らしさとともに楽しめる同ビュッフェは、2時間制（13：00～15：00又は15：30～17：30）で大人3100円（約15種類のドリンク付）。休日の楽しみ方の選択肢にぜひ加えてみては。

※料金には別途サービス料と税金が加算されます。

●サマーデザートビュッフェ「ナツマツリ」

・期間：2019年6月1日（土）～2019年9月1日（日）の土日祝日のみ
・会場：ヒルトン東京ベイ ロビー階「lounge O（ラウンジ・オー）」
・住所：千葉県浦安市舞浜1-8
・アクセス：JR「舞浜駅」から無料送迎バスで約7分、ディズニーリゾートライン「ベイサイド駅」から徒歩4分（もしくは無料送迎バスで約1分）